分からない問題があったら

みなさんは、効率の良い学習ができていますか?

「問題を解く」ということは、「分からない問題を見つける」作業です。ただの「作業」です。
分からない問題を見つけることができたら、むしろラッキーです。本番の前に解決できるのですから。
ですから、問題を解いただけで終わったつもりになってはいけません。そこからが「勉強」です。

では、おうちで勉強しているときに分からない問題が出てきたらどうしていますか?
おそらく、以下のような選択肢があると思います。

① 見なかったことにする。
② 答えや解説を見て赤ペンで写す。
③ 分かるまで考える。
④ おうちの人に質問する。
⑤ 先生に質問する。

もちろん、①や②は全然ダメなのですが…

③…時間がすごくかかる。結局分からないことも多い。
④…学校や塾で習った解き方と違うことが多い。
なので、これらもあまり良い解決策とは言えません。

最終的には、自分で解決できるようになるべきです。

ですから、「⑤先生に質問する」が圧倒的に効率が良いです。
授業を担当している先生は、みなさんがどの程度の理解度なのかを大体分かっています。
分からない問題のどこでつまづいているかを確認して、自分で解くためのヒントをくれるはずです。
答えまですべて教えてもらわず、ヒントをもらったあとは自分で考えてみましょう。

あ、そうそう。質問するときは、「ここまで解いたけど、この先が分からない」と質問しましょう。
「この問題が分からない」はだめですよ。問題文から内容を読み取ったり、計算を1つでもしたり、
少しでもできることがあるはずです。

さて、いけだ理数塾では、無料で自習質問教室を設置しています。
毎週決まった時間に実施していますから、学習リズムをつくるのにもちょうどいいですよ。
分からないことはその週のうちに解決して、あとに残さないようにしましょう!