定期テストの勉強法

早いもので、もう10月も終わりが近づいてきました。
期末テストは11月末に実施される中学校が多いので、1か月後にはテスト発表がありますね。

少し前までは中間と期末の2回実施されていましたが、最近は期末テストのみの学校も多いですから、どうしてもテストの範囲が広くなりがちです。
ですから、日ごろから少しずつ進めておくことが大切です。…それが大変なんですけど。

さて、近年では、通知表のつけ方にも変化があります。

一昔前までは、定期テストをしっかり得点すれば、通知表はよい結果が出る傾向にありました。(もちろん、授業態度と提出物は大切ですが)
しかし、最近では「単元テスト」を重要視する学校が増えています。
つまり、定期テスト一発勝負ではなく、「途中経過」を見るということですね。

ですから、単元テストが得点できなければ、たとえ期末テストで90点を取っても「」がつく、なんてこともあるのです。
実際に、そういうケースがありまして、私自身かなり驚きました。
正直、90点が取れていれば、理解度は○だと思うのですが…。いや、みなまで言うまい。

「3」というのは、進学校の受験を考えている生徒にとってはかなりのハンディキャップとなります。
受験の際の内申点についてはまた詳しく説明するとして、公立高校の合否に大きく影響することは間違いありません。
しかも、中3になってから焦っても、もう取り返しがつきません。なんとか、「4」以上を取っておきたい!

では、逆に考えてみましょう。
途中経過が重要視されるということは、日頃からコツコツ頑張れば、期末テストで多少コケても問題ないということです。
※期末テストが70台後半でも、「」がつくこともあります。
しかも、単元テストのたびにきちんと勉強をしておけば、期末テストの際に詰め込む量も当然減りますね。
さらに、コツコツ積み上げたものは忘れにくいですから、受験勉強の際にも有利にはたらきます。
…日々がんばろうという気がしてきましたか?(笑)

期末テストの発表まで、あと1か月あります。各科目で、そろそろ単元テストも行われる時期です。
これを機に、本気で単元テストに取り組んでみましょう!
範囲がせまいので、2,3日本気でやればかなりの得点が期待できますよ。

もちろん、分からないことがあれば、どんどん質問してくださいね。

また、期末テストの際の提出物も進めておけば一石二鳥です。
理想は、テスト範囲の発表があった時点で、5教科についてはほぼ学習が終わっていることです。
直前の1週間は、各教科の難しい単元の練習をしたり、副教科を学習する期間に当てましょう。

目指せ!オール5!(運動がニガテな子の体育は仕方ないと思います…)